良い入れ歯とは
藤が丘デンタルクリニックでは、「良い入れ歯」の定義は【自分の歯と同じようにお口を動かせるような入れ歯】であると考えています。
つまり、噛み合わせの部分だけに着目するのではなく、顎を自然に動かせるかどうか?といったお顔全体のバランスで判断をしています。
ですので、もちろん「お肉を沢山食べるような食生活の方」と、「野菜を中心に食べる食生活」の方で、顎や歯の使い方は異なるため、それぞれに適した入れ歯を作成しています。
しかし、例えば、食生活の中心が「パン」である、という方だと、噛み切る動作でも、すりつぶす動作でもなく、じわーっと噛むような動きになるため、入れ歯ではなくインプラントがオススメかもしれません。
入れ歯には、保険で対応しているものもありますが、お口の粘膜に当たる部分(床-しょう)の素材から、歯の素材までを選んだオーダーメイドの入れ歯をオススメしています。
・厚みが違う
保険の入れ歯は使える材料が国に決められているため、どのような方にも同じ素材で作るしかできません。
素材(プラスチック)の性質上一定の厚みが必要になるため、違和感が大きく、熱も伝わりにくいため、ものを食べた時の美味しさも半減してしまうと言われています。また、厚みがあることでたわみが生じてしまい、お口の中のフィット感も得られにくいです。
・食生活などの違いを反映できない
上にも記載しましたが、お肉をよく食べる人には「噛み切れる」事が大切ですし、人によっては「すりつぶす」動きが大切だったりします。自費のオリジナルの入れ歯であれば、歯の部分をブレードと呼ばれる、噛み切りやすいものに変える事も可能です。
・見た目が違う
保険の歯で実現できる見た目の良さには限界がありますが、自費のオリジナル入れ歯であれば、歯の形や色も患者様のお口の状態に合わせて変える事が可能です。明らかに不自然な口元なのか、入れ歯とわからないような口元なのかによって、ライフスタイルも変わってくるでしょう。
当院で扱っている自費の入れ歯の種類
素材 | 見た目 | 金額 | 説明 |
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コバルトクロム床 | 35万円 | 昔からある材料のため、長年の使用実績がある素材です。 | |
チタン床 | 40万円 | 当院で一番選ばれる人気の入れ歯です。チタンは酸化しにくいので、変色や性質の変化がなくとても安定しており、もっとも金属アレルギーの少ない素材だと言われています。ゴルフクラブのヘッドにも使われる素材としても知られています。 また、とても薄く作る事ができるので、お口の中の違和感も少なく、快適な入れ歯です。患者様の感じるデメリットもほとんどありません。 |
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ゴールド床 | 45万円 | 金の良く延びる性質を使って、非常にフィット感のある入れ歯になります。他のものに比べると多少重いというデメリットがあります。 |
もちろん、みなさんのライフスタイルに合わせて、何がオススメなのかは変わってくると思いますので、皆さん、不明なことや不安なことなど、なんでもお気軽にスタッフまでご相談下さい。